NISAのクレカ積立とは?ポイントがもらえる仕組み
クレカ積立とは、NISAの積立注文の支払いをクレジットカードで行うことで、ポイントが付与される制度です。現金や銀行引き落としでは得られないポイント還元が受けられるため、年間のNISA積立の全額をクレカ払いにするだけで数千〜数万円分のポイントが貯まります。
| 証券会社 | 対応クレカ | ポイント還元率 | 月額上限 | 年間最大ポイント |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード(ゴールド) | 1.0% | 10万円 | 約12,000pt |
| SBI証券 | 三井住友カード(一般) | 0.5% | 10万円 | 約6,000pt |
| SBI証券 | 三井住友カード(プラチナプリファード) | 5.0% | 10万円 | 約60,000pt(※条件あり) |
| 楽天証券 | 楽天カード(一般) | 0.5% | 10万円 | 約6,000pt |
| 楽天証券 | 楽天プレミアムカード | 1.0% | 10万円 | 約12,000pt |
| マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 10万円 | 約13,200pt |
| auカブコム証券 | au PAYカード | 1.0% | 10万円 | 約12,000pt |
| 松井証券 | ※クレカ積立なし(2026年3月時点) | — | — | — |
2024年3月からNISA積立のクレカ月額上限が5万円→10万円に引き上げられました(金融庁の規制変更)。月10万円の積立投資枠上限フル活用が可能になっています。
証券会社別クレカ積立の詳細比較【2026年最新版】
SBI証券×三井住友カード
SBI証券のクレカ積立は三井住友カードシリーズと連携。カードランクによって還元率が異なり、プラチナプリファードは5%と最高水準ですが年会費33,000円が必要です。年間10万円×12ヶ月=120万円の積立なら、5%で6万ポイント獲得できますが、年会費を引くと実質約2.7万円のプラスになります。ゴールドは年費5,500円で1.0%(年約1.2万ポイント)。年会費無料を狙うなら年100万円以上利用で翌年から年会費永年無料になる「ゴールドNL」が狙い目です。
楽天証券×楽天カード
楽天証券は楽天カード(0.5%)・楽天ゴールドカード(0.75%)・楽天プレミアムカード(1.0%)の3段階。楽天経済圏をすでに活用している人(楽天市場・楽天モバイル等)にとっては楽天ポイントが集約できるメリットがあります。楽天カード(一般)は年会費無料で0.5%なので、年間6,000ポイントは確実です。
マネックス証券×マネックスカード
マネックスカードはSBI・楽天を上回る1.1%の還元率が最大の魅力。月10万円×12ヶ月=120万円の積立で年間13,200ポイントが還元されます。マネックスポイントはAmazonギフトカード・Tポイント・ANAマイルなどに交換可能。ただし取扱ファンド数はSBI・楽天より少ない点は考慮が必要です。
クレカ積立のポイントで実質コストを下げる計算
クレカ積立のポイントは「ファンドの信託報酬を実質的に相殺する」効果があります。例えばeMAXIS Slim全世界株式の信託報酬は年0.05775%(2024年10月改定後)ですが、クレカ積立で1.1%のポイント還元を受けると、実質コストがマイナスになります。
| 月積立額 | 年積立額 | 還元率1.1%のポイント | 信託報酬0.05775%のコスト | 実質差益 |
|---|---|---|---|---|
| 3万円 | 36万円 | 3,960pt | 約208円 | +約3,752円 |
| 5万円 | 60万円 | 6,600pt | 約347円 | +約6,253円 |
| 10万円 | 120万円 | 13,200pt | 約694円 | +約12,506円 |
ポイント還元はあくまで積立金額に対して付与されるものです。信託報酬は保有資産残高に対してかかります。上記の試算は積立1年目のみの単純計算です。
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クレカ積立の設定方法と注意点
SBI証券でのクレカ積立設定手順
- 1. SBI証券口座とVpassアプリ(三井住友カード)を連携
- 2. SBI証券の「投資信託」→「積立注文」を選択
- 3. 積立するファンドを選んで「クレジットカード」を支払い方法に指定
- 4. 積立金額(最低100円〜月10万円)を設定
- 5. 毎月の引き落とし日・積立日を確認して設定完了
クレカ積立の注意点
- クレカの限度額が積立額+他の利用額を超えないよう注意
- クレカの引き落とし口座に残高不足があると積立が停止する
- ポイントの有効期限に注意(失効すると損になる)
- クレカの年会費と還元ポイントのバランスを計算して選ぶこと
- 楽天証券は特定信託銀行扱いのため一部ファンドでクレカ不可のものがある
まとめ:クレカ積立は「やらないと損」
NISAのクレカ積立は設定するだけで毎月自動的にポイントが付与されるため、やらない理由がない制度です。月10万円の積立なら年間6,000〜13,200ポイントが無条件で貯まります。すでにNISAを始めている方は、今すぐクレカ払いに切り替えることで来月から得になります。
| おすすめ度 | 組み合わせ | 月10万積立の年間ポイント |
|---|---|---|
| ◎ 最高効率 | マネックス証券 × マネックスカード | 約13,200pt |
| ◎ 楽天経済圏活用 | 楽天証券 × 楽天プレミアムカード | 約12,000pt |
| ○ SBI + コスト重視 | SBI証券 × 三井住友ゴールドNL(無料化後) | 約12,000pt |
| ○ SBI + 年会費無料 | SBI証券 × 三井住友カード(一般) | 約6,000pt |
よくある質問
Q. クレカ積立でもらえるポイントはNISAの非課税に関係しますか?
A. クレカポイント自体は課税対象になる場合があります(一時所得・雑所得として確定申告が必要な場合あり)が、年間ポイントが少額の場合は実務上問題になることはほとんどありません。NISAの非課税はファンドの運用益に対するもので、クレカポイントには別ルールが適用されます。
Q. クレカ積立の月10万円上限はどの証券会社でも同じですか?
A. 2024年3月以降、金融庁の規制変更により主要証券会社は月10万円まで対応しています。SBI証券・楽天証券・マネックス証券・auカブコム証券はいずれも月10万円対応済みです(2026年3月時点)。
Q. 積立投資枠は月10万円が上限ですが、成長投資枠でもクレカ積立できますか?
A. 成長投資枠(年240万円)でもクレカ積立設定は可能な証券会社があります。ただし積立設定できる商品は証券会社によって異なり、個別株のクレカ買付には対応していない場合がほとんどです。詳細は各証券会社の案内を確認してください。