SBI証券のNISA口座:2026年時点の実力
SBI証券のNISA口座数は2025年末時点で約536万口座で、楽天証券(約699万口座)に次ぐ国内第2位です。かつて長年トップを維持していた実績があり、積立投資枠の取扱本数・クレカ積立の選択肢・IPO取扱数において依然として業界最高水準を誇ります。特に三井住友カードとの提携によるクレカ積立のポイント還元と、SBI・Vシリーズなどの低コストファンドの豊富さが特徴です。
| 項目 | 内容(2026年3月時点) |
|---|---|
| NISA口座数 | 約536万口座(国内第2位) |
| 積立投資枠取扱本数 | 約284本(金融庁基準適合) |
| 成長投資枠取扱本数 | 約1,200本以上 |
| クレカ積立対応カード | 三井住友カード各種・Oliveフレキシブルペイ |
| ポイントサービス | Vポイント(投資への活用可) |
| 日本株NISA手数料 | 無料 |
| 米国株NISA手数料 | 無料 |
| IPO取扱数 | 年間80〜100銘柄(業界最多水準) |
| 最低積立金額 | 100円〜 |
2026年3月時点でSBI証券の積立投資枠取扱本数はネット証券最多水準です。楽天・オールカントリー(0.0561%)など楽天証券独自ファンド以外はほぼすべて取り扱っています。
クレカ積立とポイント還元率(2026年最新)
SBI証券の最大の強みが三井住友カード・Oliveカードを使ったクレカ積立です。カードのグレードによってポイント還元率が大きく異なります。2026年3月時点の最新還元率を確認しましょう。
| カード | 還元率 | 年会費 | 月10万積立時の年間ポイント |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード(NL) | 0.5% | 永年無料 | 約6,000ポイント |
| 三井住友カードゴールド(NL) | 1.0% | 5,500円(年100万円利用で翌年以降永年無料) | 約12,000ポイント |
| 三井住友カードプラチナプリファード | 3.0%(月5万円まで)・1.0%(5万超〜10万円) | 33,000円 | 約24,000ポイント |
| Oliveフレキシブルペイ(ゴールド) | 1.0% | 5,500円(年100万円利用で翌年以降永年無料) | 約12,000ポイント |
最もコスパが高いのは「三井住友カードゴールド(NL)」の組み合わせです。年100万円利用(月8.3万円以上のカード利用)の条件を達成すれば年会費が永年無料になり、NISA積立の1%還元(年12,000ポイント)が実質無料で受け取れます。プラチナプリファードは月5万円まで3%還元ですが、年会費33,000円との損益分岐点をよく計算してから作りましょう。
【2026年3月の変更】三井住友カードゴールド(NL)の年会費永年無料条件が改定されました。条件達成後も毎年100万円以上の利用継続が必要かどうか、最新の公式サイトで確認することをおすすめします。
SBI証券のおすすめ投資信託(積立投資枠)
SBI証券の積立投資枠で特に人気の高い投資信託を信託報酬・純資産(2026年3月)で比較します。
| ファンド名 | 信託報酬(年) | 純資産(2026年3月) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) | 0.05775% | 約10兆円(国内最大) | 全世界約2,800銘柄・シンプル1本完結 |
| eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.09372% | 約5〜6兆円 | 米国大型500社・最人気クラス |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.0638% | 約1.5兆円 | SBI独自・バンガードVOO連動・最安水準 |
| eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.09889% | 約5,000億円超 | 米国+欧州先進国に分散 |
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.143% | 約2,000億円 | 株・債券・REITを1本で |
SBI証券ではSBI・V・S&P500(信託報酬0.0638%)という自社独自の最安水準ファンドを持っています。eMAXIS Slim S&P500(0.09372%)との差は年0.03%で、100万円・30年保有でも最終資産の差は約1万円程度と僅差です。どちらを選んでも大きな違いはありません。
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SBI証券のデメリット・注意点
- 画面が複雑:機能が多く、初心者には操作が分かりにくい場面がある。アプリより公式サイトが分かりやすいという声も
- 三井住友カードが必要:クレカ積立のポイント還元を受けるには三井住友カードまたはOliveカードが必須
- 楽天ポイントは使えない:楽天市場を多く使う人には楽天証券の方がポイント面で有利
- NISA口座数は第2位:楽天証券(699万)に対しSBI証券(536万)は2位。積立投資枠の取扱本数などでは優位
- 電話サポートの待ち時間:繁忙期(年始・相場急変時)はつながりにくいことがある
SBI証券とSBI新生銀行・SBI証券の連携メリット
SBI証券はSBIグループのサービスとの連携で追加のメリットがあります。特に「SBI新生コネクト」(SBI証券とSBI新生銀行の連携)で、SBI新生銀行の普通預金金利が年0.3%(2026年3月時点)に優遇されます。楽天証券×楽天銀行(年0.1%)より高い金利優遇が得られます。
| 連携サービス | メリット | 条件 |
|---|---|---|
| SBI証券×SBI新生銀行 | 普通預金金利 年0.3% | SBI新生コネクト設定 |
| SBI証券×住信SBIネット銀行 | ハイブリッド預金・自動買付 | 銀行口座開設 |
| Vポイントの投資活用 | 貯まったVポイントをSBI証券で投資信託購入 | 三井住友カード保有 |
生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)をSBI新生銀行に預けながら、NISAでの長期積立をSBI証券で行うという組み合わせは、資金効率を高める実用的な方法です。
【実例】田村さん(32歳・会社員)がSBI証券+三井住友ゴールドカードで得た実際の成果
田村さん(32歳・会社員・年収480万円)は2022年からSBI証券でNISAを始め、三井住友カードゴールド(NL)でクレカ積立を活用しています。月10万円をeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)に積み立てており、3年間の実績をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 積立金額 | 月10万円(年120万円) |
| 積立ファンド | eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)0.05775% |
| クレカ積立カード | 三井住友カードゴールド(NL)1.0%還元 |
| 3年間の積立元本 | 360万円 |
| 3年後の評価額(2025年末) | 約456万円(評価益+96万円) |
| 3年間に受け取ったVポイント | 約36,000ポイント(3.6万円相当) |
| 年会費(実質) | 年100万円カード利用達成→永年無料 |
| 3年間のポイント受取+非課税メリット合計 | ポイント3.6万円+非課税効果(推定15万円以上) |
田村さんが三井住友カードゴールド(NL)を選んだ理由は「年100万円の利用条件を達成すれば実質無料になり、NISA積立だけで年1.2万ポイントが入ってくる」という計算でした。毎月の公共料金・サブスク・ガソリン代をすべてこのカードに集約することで年100万円利用をクリアしています。
クレカ積立でのVポイントはSBI証券で再投資も可能(1P=1円)。田村さんは毎年1.2万ポイントをオルカン追加購入に充て、複利効果を高めています。
SBI証券NISA口座の開設手順(最短翌営業日)
SBI証券のNISA口座は、マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認(eKYC)を利用すれば最短翌営業日に審査が完了します。以下の手順で進めてください。
| ステップ | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| ①SBI証券公式サイトにアクセス | 「口座開設(無料)」ボタンをクリック | 1分 |
| ②メールアドレス登録 | 仮登録メールが届く→URLをクリックして進む | 2分 |
| ③本人確認書類の提出 | マイナンバーカードで撮影アップロード(eKYC)または書類郵送 | 5〜10分 |
| ④審査・口座開設完了 | eKYC:最短翌営業日 / 郵送:1〜2週間 | 待機のみ |
| ⑤NISA口座の選択と積立設定 | ログイン後、「NISA口座開設」申請→積立ファンドと金額を設定 | 10〜15分 |
- 毎月10日前後に積立が実行されるため、月初積立を希望する場合は前月中旬までに設定完了を
- クレカ積立(三井住友カード)は別途カード登録が必要—口座開設後にSBI証券マイページから設定
- すでに他社にNISA口座がある場合は「金融機関変更手続き」が必要(年1回・10月〜翌年9月に申請)
月の途中から積立を開始しても初月分が反映されないことがあります。翌月からの積立開始で計画を立てると安心です。
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まとめ:SBI証券はこんな人におすすめ
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- 三井住友カードゴールド(NL)を持っている・これから作る人:年100万円利用達成後は年会費無料でNISA積立1%還元
- IPO(新規公開株)投資にも興味がある人:業界最多水準の年80〜100銘柄取扱
- 米国個別株・ETFを成長投資枠で積極活用したい人:5,000銘柄以上の豊富な米国株
- SBI・V・S&P500など自社独自の最安コストファンドにこだわりたい人
- SBI新生銀行・住信SBIネット銀行との連携で生活防衛資金も効率運用したい人
楽天経済圏ユーザーや楽天ポイントを積極活用する人は楽天証券の方が向いていますが、三井住友カード保有者や幅広い投資対象(IPO・米国株)を求める人にはSBI証券がベストです。どちらも口座開設・維持費は無料のため、自分のライフスタイルに合う方を選びましょう。
よくある質問
Q. SBI証券はNISA口座数1位ですか?
A. 2025年末時点でSBI証券のNISA口座数は約536万口座で国内第2位です。第1位は楽天証券(約699万口座)です。ただしSBI証券は積立投資枠の取扱本数・IPO取扱数・米国株取扱数などで業界最多水準を維持しています。
Q. SBI証券のNISA口座開設にかかる時間は?
A. オンラインで申し込むと、マイナンバーカードのeKYCを利用した本人確認の場合は最短翌営業日に審査が完了します。書類郵送の場合は1〜2週間かかることがあります。月初から積立を開始したい場合は前月中旬までに申し込みを済ませることをおすすめします。
Q. SBI証券のクレカ積立でVポイントを使って投資できますか?
A. はい、貯まったVポイントをSBI証券の投資信託買付に使うことができます(1ポイント=1円)。ただしNISA口座でのポイント充当は対象外の場合があるため、SBI証券の公式サイトで最新情報を確認してください。
Q. SBI証券でNISA口座を使って米国株を買えますか?
A. はい、成長投資枠で米国株ETF(VOO・VTIなど)や個別株を購入できます。NISA口座内での売買手数料は無料です。ただし米国株の配当金には現地で10%の源泉税がかかり、これはNISAでも控除できません(外国税額控除がNISAでは使えないため)。
Q. SBI証券のNISA口座でIPOに申し込めますか?
A. はい、NISA口座でIPO(新規公開株)に申し込むことができます。当選した場合、NISA口座内で非課税保有が可能です。SBI証券は国内最多水準の年80〜100銘柄のIPOを取り扱っており、IPO投資も視野に入れるならSBI証券が優位です。