NISA証券会社選びの4つのポイント(2026年版)
NISA口座は1人1口座しか持てないため、証券会社選びは慎重に行う必要があります。2026年時点でのNISA口座数1位は楽天証券(699万口座)、2位はSBI証券(536万口座)で、この2社が圧倒的なシェアを持ちます。選ぶポイントは「①クレカ積立のポイント還元率」「②取扱投資信託の本数」「③使いやすさ(アプリ・UI)」「④自分の経済圏」の4点です。
| 証券会社 | NISA口座数(2026年) | つみたて枠対象本数 | クレカ積立最大還元 | 対応クレジットカード |
|---|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 699万口座(業界No.1) | 279本 | 2.0%(楽天ブラック) | 楽天カード・楽天ゴールド・楽天プレミアム・楽天ブラック |
| SBI証券 | 536万口座(業界No.2) | 284本(業界最多) | 3.0%(三井住友プラチナプリファード) | 三井住友カード9種類対応 |
| マネックス証券 | 非公開 | 273本 | 3.1%(dカード GOLD) | dカード・dカード GOLD |
| 松井証券 | 非公開 | 278本 | クレカ積立なし | クレカ積立非対応 |
| auカブコム証券 | 非公開 | 約250本 | 1.0%(au PAYゴールドカード) | au PAYカード・au PAYゴールドカード |
クレカ積立のポイント還元:月10万円で年いくら貯まるか
クレカ積立は毎月の積立購入をクレジットカードで行い、ポイントが貯まる仕組みです。NISAのつみたて投資枠の上限(月10万円)でフル活用した場合、年間で得られるポイント数は以下の通りです。
| 証券会社 | クレジットカード | 年会費 | 還元率 | 月10万円積立・年間ポイント |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 無料 | 0.5% | 6,000Vポイント |
| SBI証券 | 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(条件付き無料) | 1.0% | 12,000Vポイント |
| SBI証券 | 三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 3.0%(月5万まで)・1.0%(5〜10万) | 24,000Vポイント |
| 楽天証券 | 楽天カード | 無料 | 0.5% | 6,000楽天ポイント |
| 楽天証券 | 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% | 12,000楽天ポイント |
| 楽天証券 | 楽天ブラックカード | 33,000円 | 2.0% | 24,000楽天ポイント |
| マネックス証券 | dカード | 無料 | 1.1% | 13,200dポイント |
| マネックス証券 | dカード GOLD | 11,000円 | 3.1% | 37,200dポイント |
【2026年3月変更】SBI証券のクレカ積立は、三井住友ゴールドカード(NL)の「年間100万円利用で年会費永年無料」特典の集計対象外となりました。年会費無料特典の条件達成には積立額以外の通常利用が必要です。
コスト0円で最大ポイントを目指すなら「楽天カード(無料・0.5%)+楽天証券」か「dカード(無料・1.1%)+マネックス証券」が選択肢です。無料カードではマネックス×dカードが最高還元率です。
SBI証券 vs 楽天証券:13項目徹底比較
NISA初心者の大半がSBI証券か楽天証券を選びます。どちらを選ぶべきか、主要項目を比較します。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| NISA口座数 | 536万(業界2位) | 699万(業界1位) |
| つみたて投資枠の商品数 | 284本(業界最多) | 279本 |
| 成長投資枠の投信数 | 約1,500本 | 約1,500本 |
| クレカ積立最大還元率 | 3.0%(プラチナプリファード) | 2.0%(楽天ブラック) |
| 無料カードの還元率 | 0.5%(三井住友カードNL) | 0.5%(楽天カード) |
| 米国株の取扱銘柄数 | 5,300銘柄以上 | 4,733銘柄 |
| 対応市場(日本株) | 東証・名証・福証・札証(4市場) | 東証・名証(2市場) |
| IPO取扱実績(2024年) | 76社(業界最多) | 54社 |
| 投信保有ポイント | 全銘柄対応(複数ポイント選択可) | 楽天グループ運用6銘柄のみ |
| iDeCo対応 | ◎ | ◎ |
| ポイント投資 | Vポイント等で購入可 | 楽天ポイントで購入可 |
| ネット証券相談 | 原則オンラインのみ | 原則オンラインのみ |
| 向いている人 | 商品の多さ・高還元率重視 | 楽天経済圏利用者 |
結論として、楽天市場・楽天モバイルなど楽天サービスを多用する人は「楽天証券」。それ以外で商品の多さや高還元率を求める人は「SBI証券」が最適です。
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経済圏別おすすめ証券会社:あなたに合う選び方
どの証券会社を選ぶかは「自分がどの経済圏にいるか」で決めると失敗しにくいです。
| あなたの状況 | おすすめ証券会社 | 理由 |
|---|---|---|
| 楽天市場・楽天モバイル・楽天ペイをよく使う | 楽天証券 | 楽天ポイントが積立でも貯まり、ポイント投資も可能 |
| 三井住友カード・Oliveカードを持っている | SBI証券 | Vポイントとの相性が最も良い。還元率も高い |
| dカード・ドコモを使っている | マネックス証券 | 無料のdカードで1.1%還元(業界最高水準) |
| au・au PAYを使っている | auカブコム証券 | au PAYゴールドカードで1.0%還元 |
| 特定の経済圏に属していない・初心者 | SBI証券 | 商品数・信頼性・機能の総合力が最高水準 |
松井証券の2026年新情報:JCBカード積立スタート
これまでクレカ積立非対応だった松井証券が、2026年よりJCBカードによるクレカ積立に対応しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応カード | JCBカード各種 |
| 還元率 | 0.5%〜(カードランクによる) |
| 積立上限 | 月10万円(つみたて投資枠上限) |
| 特徴 | JCBゴールド以上でポイント優遇あり |
JCBカードをメインで使っている方にとって、松井証券は新たな選択肢になりました。松井証券はサポートの手厚さでも評価が高く、投資初心者にもおすすめです。
マネックス・auカブコム:こんな人におすすめ
SBI・楽天以外の2社も特定のニーズに応える強みがあります。
| 証券会社 | おすすめな人 | 特徴 |
|---|---|---|
| マネックス証券 | dカード利用者・高還元率を追求したい人 | dカードGOLD利用で最大3.1%還元。無料dカードでも1.1%還元と業界最高水準 |
| auカブコム証券 | auユーザー・au PAYを使う人 | au PAYゴールドカードで1.0%還元。au経済圏でのシナジーが強み |
証券会社の変更と移管:知っておくべき手順
NISA口座は年1回、証券会社を変更できます。ただし変更にはいくつかの制約があります。
- NISA口座の変更申請:当年に取引(買付)がある場合は翌年から変更可能
- 保有資産の移管:NISAで保有中の投資信託は移管できない(売却して現金化するか、課税口座へ移管)
- 変更手続きの期間:新口座の開設承認まで数週間かかる場合あり
- 変更のタイミング:年末(12月中)に手続きを完了させると翌年1月から新口座で取引開始できる
- 移管後のNISA枠:NISA非課税枠は消滅しない。ただし売却した分の枠は翌年に復活(簿価ベース)
まとめ:NISAにおすすめの証券会社ランキング
| 順位 | 証券会社 | こんな人向け | 最大還元率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 | 商品数・高還元・総合力重視 | 3.0%(プラチナプリファード) |
| 2位 | 楽天証券 | 楽天経済圏利用者・使いやすさ重視 | 2.0%(楽天ブラック) |
| 3位 | マネックス証券 | dカード利用者・無料で高還元 | 3.1%(dカードGOLD) |
| 4位 | 松井証券 | 初心者・JCBカード利用者・サポート重視 | 0.5%(JCBカード) |
| 5位 | auカブコム証券 | au経済圏利用者 | 1.0%(au PAYゴールド) |
悩んだらSBI証券を選べば大きな失敗はありません。商品数・クレカ積立の選択肢・NISA以外の株式投資・iDeCo対応のすべてでトップ水準です。楽天ユーザーは楽天証券、dカードを持っているなら無料でも高還元のマネックス証券も検討価値があります。
よくある質問
Q. NISA口座を開設できる証券会社は何社ありますか?
A. 銀行・信用金庫を含む数百の金融機関で開設できますが、商品の豊富さ・コスト・利便性の観点からネット証券(SBI・楽天・マネックス・松井・auカブコム)がおすすめです。1人1口座のみ開設可能です。
Q. SBI証券と楽天証券のどちらがおすすめですか?
A. 楽天市場・楽天モバイルなどを使っている楽天ユーザーには楽天証券、それ以外はSBI証券がおすすめです。どちらもNISA口座数トップ2で商品数・コストに大きな差はありません。使い慣れた経済圏の証券会社を選ぶのが継続しやすいです。
Q. クレカ積立をするとどれくらいポイントが貯まりますか?
A. 月10万円(年120万円)積立の場合、楽天カード(無料)なら年6,000楽天ポイント(0.5%)、三井住友カードNL(無料)なら年6,000Vポイント(0.5%)が目安です。年会費有料のゴールドカード以上を使うと還元率が上がり、プラチナカード(SBI×三井住友)なら年36,000ポイント(3.0%)です。
Q. 証券会社を途中で変更できますか?
A. 年1回変更可能です。当年に買付がある場合は翌年からの変更になります。変更手続きは移転先の証券会社で行います。ただしNISA口座で保有中の資産は移管できず、売却するか課税口座へ移管が必要です(非課税枠は翌年以降に復活)。
Q. 無料で開設・維持できる証券会社はどこですか?
A. SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券はすべてNISA口座の開設・維持が無料です。クレカ積立も無料カード(楽天カード・dカード・三井住友カードNL)を使えば年会費コストなしでポイントが貯まります。